カンジタは、カンジタ菌というカビが原因となり身体に不快な症状を与えます。このカビは、人間の身体には常に存在しているもので、注意していないと手に負えない程繁殖し、身体中に広がります。大抵、カンジダは腸管、膣内、耳、口、鼻、皮膚、足指の爪、そして手の爪を冒します。
カンジダの原因は何ですか?
先に述べたように、カンジダはカンジダ菌というカビが原因で発症するもので、この菌は常時身体に存在しています。このカビが急速に増殖する時、身体の通常のバランスが崩れ感染を起こします。じめじめと湿気を帯びた環境は、カンジダの繁殖を促します。カンジダと診断されたら、カビの増殖を促すような糖分、イーストは避けましょう。
カンジダの一般的な自覚症状にはどんなものがありますか?
カンジダの症状としては、発疹、激しい痒み、過度の疲労、鼻詰まり、喉の痛み、口内の白斑点、口内炎、膀胱炎、筋肉や関節の痛み、麻痺、頭痛、下痢、腹痛などが良く知られています。症状は広範囲に及ぶため、カンジダの疑いがあれば医師の診察を受けて下さい。
カンジダは移りやすいですか?
いくつかの状況を除けばカンジダは移りやすい病気ではありません。口腔カンジダ症の乳児が母乳を飲んでいれば、母親に感染することはありますし、その逆もあります。重いカンジダは、臓器器官を通して感染し、カンジダ敗血症を引き起こします